第12回活動レポート

2024/12/18

開催内容

テーマ

「教育とルールメイキングの課題と今後」と「脱炭素で今後企業が注視すべきこと」

概要

環境省地球環境局地球温暖化対策課 課長の吉野様にお越しいただき「教育とルールメイキング(削減貢献の分配)」についてと「今後企業が注視すべきことと企業側に期待すること」について講演いただきました。
その後にそれぞれの内容についてディスカッションを行いました。

タイムスケジュール

18:30~18:35 オープニング&環境省吉野様のご紹介
18:35~19:25 教育とルールメイキング(削減貢献の分配)
  ー動向や環境省内課題点の共有
  ーディスカッション① 
19:25~20:20 地球温暖化対策での注視すべきこと
  ー今後企業が注視すべきことと企業側に期待すること等のインプット
      ーディスカッション② 
20:20~20:30 まとめ&クロージング
20:30~21:00 コミュニケーションの時間

議論内容を記載

「教育とルールメイキング(削減貢献の分配)」では、吉野様に環境価値の見える化をテーマにネットゼロに向けた動きや市場から産まれてくるGX商品を開示、優先調達、表彰・啓発、購入支援などで支援可能であることをスピーチいただきました。

その後のディスカッションで出席者からは、技術イノベーションに向けた政府の投資の動きや環境教育に向けた動きについての質問の他、CO2排出量削減の費用対効果やロードマップについて政府と企業が目線を合わせていくことの重要性などを議論しました。

「今後企業が注視すべきことと企業側に期待すること」では吉野様にはサプライチェーン全体の脱炭素化についてをテーマに講演いただきました。
自社内のサプライチェーンについての意識や中小企業および地域への政府の支援が講演の主題でした。

その後のディスカッションでは政府からの支援を実際に受けたことがある複数の企業からはその効果や動機付けについての情報交換を行い、また取引のある中小企業のCO2排出量削減の動きについてディスカッションを行いました。

全体を通して、政府の意見と企業の意見が交わされ、活発な議論が繰り広げられたと感じました。