第10回活動レポート

2024/10/18

開催内容

テーマ

サステナビリティ教育の教材を検討

概要

・前回までの議論で、教育対象者になってほしい姿とそのために必要な教育方法を検討。
・今回は提案いただいた教育内容で実際に高校で授業を行うための教材の検討を議論。
 前回いただいた提案で特に頻出した主題を中心に実施した。

タイムスケジュール

17:30~17:35 オープニング
17:35~17:40 前回ディスカッションの振り返り
17:40~19:05 チームディスカッション(教材作成に向けて)
 ①環境価値を定義
 ②環境価値を高めるためのコストとは何があるのか
 ②経済と環境のバランスについて
19:05~19:30 発表、質疑・意見

議論内容の総括

2チームに分かれた議論により、以下のようなものがあがった。

・認証マークを調べる。
 -身近なスーパーにある消費財でフィールドワークを実施する。
・サプライチェーン上、どこの環境負荷が高いのか、飲料を例に調査する。
 -すべての製品やサービスにはサプライチェーンがあることを知ってもらう。
・リサイクルの容易性やモノの移動に関わるCO2排出量について考察する。
 -高校生に人気のアクリルスタンドでリサイクル方法を考える。
・製品の価格とカーボンを知る
 -スウェーデンのクレジットカードには、購入する製品のカーボンでクレジット上限が決まるものがある。

環境負荷間のトレードオフや企業の持続可能性についても考えてもらいたい。
環境価値以外のテーマとして、経済と環境を両立させるバランスを知ることも必要。
 仮想の村を作り、どの世界に住みたいかと問い自分事に落とし込む。
 ・現在の生活を継続し続ける村=環境によくない
 ・エコ意識が高くリサイクルを基本としてモノ購入しない村=環境に良いが経済が回らない
 ・高価だが素材が良い村=経済も周り環境とも結びつくサステナブル

これらの学習後の期待値:
 ・商品の選択の仕方を幅広く持っている状態。
 ・知ったことを誰かに伝えられている。
 ・商品の認証マークを見るようになる。