第4回活動レポート
2024/06/21
開催内容外部講演
概要
前々回までの講義内容や前回の改めての現状を把握した上で、これから先コンソーシアムで何をしていくのでしょうか。各社のホンネとタテマエが見えてきたうえで、ガバナンス&サステナビリティ研究所(GSL)所属のジョエル准教授にご講演頂き、世界的なホンネとタテマエの現状をご教示頂きました。
タイムスケジュール
18:00~18:05 オープニング
18:05~18:55 発表(ジョエル准教授・池上教授)
18:55~19:05 企業内での理解(グループ内会話)
19:05~19:55 ディスカッション
19:55~20:00 諸連絡およびクロージング
ジョエル准教授と池上教授の発表
発表では、「サステナビリティ(持続可能性)」を改めて定義した上で、企業のサステナビリティの定義についての考え方を教えて頂きました。複数企業の最適を考えると前回話に挙がったように、相容れない部分があります。しかし、1企業では、困難を極めます。
企業の持続可能性は、物質をたくさん使う定量的な増加の「成長」、人間生活の質的な向上である定性的な向上の「発展」この二つの言葉を明確に分けて議論すべきです。
EUでも価値のつけ方を近年変えてきている、僕らも違う価値を見つければいいのではないかという池上先生の言葉が印象的でした。
地球のサステナビリティ、企業のサステナビリティをどの視点で今後議論していったらよいのでしょうか。
テーマを1つに絞って、議論していくこの先の方向性についてどのように考えるかが、次回までの宿題となりました。