第26回活動レポート

2026/07/13

開催内容

テーマ

STS(Sustainable Transformation Standard)フレームワークを用いたサステナビリティ活動のメタ評価と各社の一次情報共有

概要

今回の会合は、世に乱立する多様なESG評価・基準や既存のランキングを実務家の視点でレビューする新テーマ「評価の評価(STS構想)」を具体化するための、全3回にわたるパッケージプログラムの第1回目として位置づけられます。
当日は、新たに本プロジェクトへ参画された企業のメンバーを迎え、事前アンケートによる各社の一次情報をもとに、担当者としての本音や課題意識について熱い議論が交わされました。

タイムスケジュール

18:00~18:15:オープニング
18:15~19:30:[議論] アンケート結果をもとにした有効性
19:30~19:40:[インプット] STS構想
19:40~19:50:STS構想を用いた評価
19:50~19:55:就活PoC(2段階対話型プログラム)の共有と確認
19:55~20:00:クロージング

議論内容

1. 事前アンケート結果に基づく「サステナビリティ活動の有効性」に関する議論
サステナビリティ担当者が「統合報告書の作成やGHG排出量の集計といった目先の義務的業務」に追われるあまり、「この活動が本当に企業価値向上に繋がっているのか」というサステナ疲れや疑問に陥りやすい現状を確認し合いました。
その上で、事前アンケートの回答をもとに、各社が自社で本当に重要と評価している独自指標や攻めの活動と、他方で「自社のマテリアリティに必ずしも直結しない」と捉えている義務的対応について、実務的な観点から本音の一次情報を相互に開示し合いました。外部開示対応のみに留まらず、いかに社内の事業部や研究開発などの機能部門を巻き込む「仕組み」へと昇華させるかについて意見が交わされました。

2. 「STS(Sustainable Transformation Standard)構想」のインプットとメタ評価
既存の乱立するESG基準に対して「何を評価し、何を評価していないか」を可視化する、「STS構想」について動画による解説を交えたインプットが行われました。
単に「環境に優しい良いESG企業」を評価するのではなく、「社会を変革できる能力を持つ企業」を見抜くための6軸評価マトリクスの有用性について議論しました。全3回のプロセス(1回目:評価対象の絞り込み、2回目:フレームワーク適用と障壁の言語化、3回目:結論発表と次フェーズ接続)を通して、今後の担当者の上層部への動機づけ材料として活用できるよう問題定義を進めていく方針で合意しました。