第2回活動レポート

2024/06/21

開催内容外部講演

テーマ

EUタクソノミーとは何か?持続可能な経済活動の基準策定の概要とその影響力

概要

第2回目の開催では、EUタクソノミーについて、電力中央研究所の富田氏をお招きし、
EUタクソノミーについて講義いただきました
講義の後には、欧州のタクソノミー策定後の状況と先回のコンソーシアムで議題となった本音を解決する社会創造を検討議論を行いました。

タイムスケジュール

18:00~18:05 オープニング
18:05~19:45 EUタクソノミーとは何か?持続可能な経済活動の基準策定の概要とその影響力
(18:05~19:05 富田氏の講義)
(19:05~19:45 質疑応答と本音を解決する社会創造を検討議論)
19:45~20:00 諸連絡およびクロージング

EUタクソノミーとは

定めたサステナブルな活動とは何かを定義した「リスト」であり、EUの法律、制度です。
「環境的にサステナブルな経済活動」に関するEUの基準であり、サステナブルファイナンスに関するEUの政策の一環として、2020年より策定が進んでいます。

講義内容

タクソノミーの概要や規則が定める環境目的、またタクソノミー規制に基づく情報開示や関連する制度の紹介など、
タクソノミーについてだけでなく、タクソノミーが定められた背景や、タクソノミー策定の結果欧州がどのように動いているかを説明いただきました。

質疑応答とディスカッション

EUタクソノミー発令後の欧州において、サステナブルな活動コスト増を嫌って、域外に出てしまうケースはないか、タクソノミーがなぜ大きなインパクト
をもって迎えられたのか、など欧州の実際を問う質問がなされました。
それらの質問を土台に、欧州の今後の動きと日本国内にどのように適用されていくことが良いかを議論しています。